ヨンダヨンダ

絵本、児童書、人文書籍、小説について

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【絵本】「町たんけん はたらく人みつけた」秋山とも子作 人間の行動を拾いあげる面白さ

タイトル:町たんけん はたらく人みつけた作: 秋山とも子 出版社: 福音館書店出版年: 1997年文の量: 1ページに吹き出し15個程度ページ数:全40ページ こんな子にオススメ! 3~5歳の人間観察が好きな子 絵探しが好きな子 人々のランダムな行動によって街…

【小説】「イワン・デニーソヴィチの一日」ソルジェニーツィン作 食事と仕事の大切さ

タイトル: イワン・デニーソヴィチの一日作: ソルジェニーツェン 訳: 木村浩出版社: 新潮社 出版年: 1963年ページ数: 278ページ こんな人にオススメ! 歯ごたえのある短編が読みたい人 刑務所ご飯に興味がある人 極限下の人間に興味がある人 締めの一…

【絵本】「まぼろしのゆきのはらえき」間瀬なおかた作 電車も動物も人間も等しく慈しんで描く

タイトル:まぼろしのゆきのはらえき作: 間瀬なおかた 出版社: チャイルド本社 出版年: 2011年文の量: 見開き2ページごとに4~9行程度ページ数:全32ページ こんな子にオススメ! 3~5歳の電車好きの子 動物が好きな子 人間ときつねの共存を電車を介して…

【絵本】「コッコさんのおみせ」片山健作 ごっこ遊びの面白さと家族との関係性

タイトル:コッコさんのおみせ作: 片山健 出版社: 福音館書店 出版年: 1995年文の量: ページごとに5行程度ページ数:全24ページ こんな子にオススメ! ごっこ遊び、ままごと遊びにはまっている子 間違い探しが好きな子 こどものごっこ遊びと家族との関わ…

【絵本】「あめだま」ペク・ヒナ作 長谷川義史訳 粘土人形が紡ぎだす抒情的な物語

タイトル: あめだま作: ペク・ヒナ 訳: 長谷川義史 出版社: ブロンズ新社 出版年: 2018年文の量: ページごとに5~10行程度ページ数: 全40ページ こんな子にオススメ! 筋のあるお話が楽しめるようになってきた子 工作好きな子 手作りの粘土人形達によ…